今回やってきたのは、東京都は足立区の竹のt……
アングルが下から過ぎる。写真撮るのへたくそか。
手ごろな高さのやつ発見。それでは改めて……、コホン、
今回はそんな愛すべき(?)竹ノ塚という町を散歩で紐解いていこうと思う。
駅は改装工事中。散歩に影響があるわけではないので、まあ良しとしよう。
謎のキャラクターが我々を笑顔で迎えてくれている。竹にちなんでタケノコをモチーフにしているのかな。
まあとにかく「テニスとバドミントンコーヒーやおやつの店。」ってことか。
おー。阻まれた。大きな団地だなあ。
竹ノ塚第一団地。なるほどね。
……ん? あれはなんだ?
こっわ。なにこれ。夢に出てきそう。手?それとも木?
作品名と作者名、作者のコメントがあった。ふむふむ。さすが芸術家。我々凡人の理解が到底追いつかない境地に達している。
よく見るとこの団地に面した通りに「竹の塚彫刻の道」と名付けられている。他にも同じような作品があるのかも。
やたらでかいこれもそうなのか?
そうらしい。ごしきは美術がわからぬ。まあ、立派ではあった。
「創造の箱」の目の前には激渋園芸店。僕が生まれるずっと前から竹ノ塚の園芸を支えてきた名店。知らんけど。
竹の塚彫刻の道のトリを飾るのはこの作品。
作者のことばに刮目せよ。「ワタシハワタシナノデスカラ」。
僕には芸術的感性が欠落しているので、コメントがあまりにも難しい。
散歩を続けよう。
現在僕は就活生なんだけど、就職活動が坊主頭だとダメな風潮に納得がいかない。清潔感という観点で考えると、坊主を超えるヘアスタイルってなくない?しかもめっちゃお手入れ簡単。個人的には究極のヘアスタイルだと思っている。僕は髪の毛が伸びるのが早い(エロいから)ので、なおさら困る。頻繁に散髪にいかなければならないからだ。早く坊主頭でも就活が不自由なく終えられる社会が来ますように。
どこにもぶつけられないこんな思いを込めて、シャッターを切った。それがこの写真である。
ねちねちうるさいね。ごめんね。
おっと、この壮観な建物は見覚えがあるぞ。
そうだ。かの「足立区立六月中学校」である。通称「がっちゅう」。校舎が傾斜している。まるで市川市役所のようだ。
市川市役所を見たい方はこちらへどうぞ。↓
僕は中学生の時、卓球部に所属していたのだが、練習試合でよくお世話になったのがこのがっちゅうだ。卓球は選手同士が卓球台を挟んだ距離しか離れていないので、他のスポーツよりも選手間の友好関係を築きやすい。だから、このがっちゅうには友達がたくさんいた。みんな元気にしてるかな。みんな強かったなあ。
ちなみに僕は当時足立区でベスト64だった。格下には勝ち、並み居る強豪には負けると大体この順位に落ち着く。つまり、強くもなく、弱くもないという中途半端な実力。あ、ここ、笑うところだからね?
思えば通っていた高校の偏差値も60手前くらい。通っている大学の偏差値も55から60の間くらい。僕の人生、ずっと中途半端だな。でも、それはそれで可愛げがあっていいじゃない。
散歩をしているのを忘れていた。なんだろう、この植栽。
きしゃぽっぽ。しゅっしゅっぽっぽ。しゅっしゅっぽっぽ。
これは鳥だ。キジかな。キジっぽいよね。
これは立派な植栽ベア。日本の曲線美。
なに?
まあ、確かに駅から結構歩くから看板はあったほうがいいかもしれない。
ピンポンパンポン
2年C組清水拓也、放課後職員室へ来なさい。(※筆者の想像です)
で、この辺り10年くらい前に一度来たことがあって、僕の思い出に結びついているものが多くあった。
風船専門店。まだあったんだ。女の子に誕生日プレゼントとかで可愛い風船とかあげたら、おしゃれだし喜ばれるんじゃない?女心とかわからないけど。
熱帯魚とか鳥類に特化したペットショップ。小さい動物園みたいで楽しかった。ウツボとか売ってた。ウツボなんて飼ってたら、女の子イチコロじゃない?女心とかわからないけど。
前来たときは店内に普通にリクガメが歩いてたんだけど、今回はいなかった。10年経ってるし仕方ないか。
あーーーー!ここのジョナサン、つぶれたんだ!!
生前のジョナサンとは深い因縁がある。
それこそ10年前。ハンバーグステーキのAセットを注文した、丸々太った当時の僕に
「……大盛りじゃなくて平気ですか……?」
と、ここの店員は言って寄こしたのである。人を見た目で判断するなよ。
その後、本当に大盛りにしたかどうかは覚えてないけど、たぶんしてるんだろうな。デブだったし。
しかし、好敵手の去った風景にはどこか哀愁があった。
一台しか停められないじゃん。やば。
ガッツだぜ。
カレーにありつけるかと思ったのに。
上智大学竹ノ塚キャンパスだ。
とまあこんな感じで駅前に戻ってきた。駅前のSEIYUで水分も手に入れて、今度は違う方へと進んでいく。
駅前の商店街。活気があった。
モ〇ゾーとキ〇コロ?
お店がある。
ママと娘でやってるのね。
え?娘の部分が塗りつぶされて戦後の教科書みたいになってる。娘、どこか行っちゃったのかな。なんだろう、無性に寂しい。
娘がいなくなったことで昼の営業が立ち行かなくなってる。娘の失踪はお店としても大打撃になっているに違いない。
いや、失踪って決めつけんなよ。
そして近くの公園には謎の遊具が。どうやって遊ぶんだろう。likka君は「子供を信用しすぎだろ」って言ってた。確かにその通りだ。さすがにどうやって遊ぶのかわからなさすぎる。手ほどきしてくれい。
お?
謎遊具の奥に更なる公園を確認。現場へ急ごう。
ブラボー。見事な滑り台だ。
「ああ、確かにここは足立区なんだな」とかみしめてしまう散らかり方。ちゃんと片付けしろよな。
そして公園を抜けた先にある商店街。コロナに負けるな!
みんな大好き高級食パン専門店が竹ノ塚にも上陸してる。ンパ。
この手のお店、いよいよ本当にどこでもあるなあ。
ぎょえ。確か台湾式足つぼマッサージ店の前で見かけたんだけど、こういうのって相場は漢字とかで表さない?こんなリアルな臓物とか見せられたらちょっと引いちゃうし、目の存在感が強い。こういうデザインのクリーチャー?
色んな事にツッコミを入れながら歩いていたら、すっかり糖分補給のお時間となってしまった。likka君はお昼ご飯を食べていなくて、お腹ペコペコペコらしい。ペコ余りするほど空いているんだね。
大きなメロンパンを買って、
ゾウトイレ公園(と現地の人間から呼ばれているであろう)で食べた。
じゃじゃん。おいしそうだねえ。この黄金色、えっちだねえ。食べてみたい人はぜひ竹ノ塚へ。途中の高級食パン専門店の誘惑に負けないよう注意が必要だけどね。
ゾウトイレ公園(仮)のラッコの遊具。そうそう、僕の知ってるラッコはこれなんだよ!過去に見てきたラッコの遊具はラッコとは呼べなかったからね。
メロンパン完食。散歩続行。
この辺りから僕たちは公園激戦区へと迷い込むことになる。
ひよこ。でかひよこ。
「地域の皆様」の威厳のためにも言わない方がよくないかな。
こういう分子構造の化学物質ありそうだな。ちょこちょこイボみたいなのが出ててキモイ。
ちなみに今は遊べない。早く遊べるようになるといいね。
マンションと戸建てに囲まれた公園。ぞくぞくするね。
なにやら背の高い建物がある。
近づくにつれ、また別の建物も見えてきた。あれは給水塔?
Toshio
結構近くなってきた。多分左のは給水塔だね。右は何?煙突かな。
お~。真下まで来て見てみると、意外と小さいなって思った。人が登れるのかなとか、掃除ってどうやってするんだろうとかひとしきり意見を出し合った後、ここを後にした。
実はそこまで興味がなかったのかもしれない。
すごいぞ。こんなに高揚する道、なかなかないぞ。
地下通路だ。トンネルくぐって。
地上に戻っていく。
うきうき館に着いた。ここは足立清掃工場の裏にある、スポーツ複合施設。プールもあるし、体育館とかスポーツジムも入ってる。
中二の時の部活の大会でここに来た時に、僕は人生で初めて熱中症になった。マジでつらかったなあ。頭が痛くて、吐き気も凄くて。
どうでもいいか。
うきうき館の前のバス停の椅子の多様性には目を見張るものがあった。
ここらで、そろそろ落ち着いてきたであろう皆さんの鬼滅の刃センサーを刺激しておく。
ドッグフードと鶏肉だと思うけど、コレジャナイ感が凄まじいな。疲れてたのもあって二人ともげらげら笑った。
掲示板から外しはしないあたり、時が来たらすぐに再開する気概を感じる。応援してる。
夕方から夜へと移ろいゆく時間帯になったので、これにて竹ノ塚散歩を終了させる。
いかがだっただろうか。確かにヤンチャな部分は見え隠れしていたが、そこが何とも居心地がいいというか、かわいらしいというか、放っておけないというか。
こうして歩いてみると、在りし日の想い出がいたるところに点在していて、なくしたパズルのピースを拾い集めているような感覚だった。実際に、なくしたパズルのピースを拾い集めた経験はないけど。
足立区愛が更に高まった散歩になって僕としては大満足。これからもビートたけしと木村カエラとごしきを育てた足立区をどうぞよろしく。
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